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交通事故

評価損

交通事故によって車両が損傷を受けた場合、修理によって車両が事故前の状態に復した場合であっても、機能や外観に欠陥が残存したり、又は、事故歴があることにより、中古車市場において価格が低下することがあり、このような交換価値の低下による事故当時の車両価格と修理後の車両価格の差額を評価損といいます。

一般に、評価損の程度は、損傷が大きければ大きいほど高くなると考えられるところ、損傷の程度は修理費用の多寡で客観的に表されると考えられることから、評価損の価額は、事故車両の車種、走行距離、初年度登録からの期間、損傷の部位・程度(特に、中古車市場においては骨格部位に損傷が生じた場合等に修復歴の告知、表示義務が認められる場合があるため、骨格部位の損傷の有無は重要視される傾向にあります。)等を総合考慮し、修理費用の10%~30%程度の範囲内で認められることが多いようです。

また、大衆車のように、物の交換価値よりも使用価値に重きを置く車両よりも、高級外車のような交換価値が高い車両の方が、評価損が大きく認定される傾向にあります。

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