2023-07-18 | 判例・法令等 >
道路交通法の一部改正が本年(令和5年)の4月1日より施行され、全ての年齢において、自転車乗用中のヘルメット着用が努力義務化され、大きなニュースになりました。
ヘルメット着用の新しいルールが施行されてしばらく経ちますが、個人的な体感としては、小学生くらいまでのお子さんがヘルメットを着用している様子を目にすることが多くなってきましたが、それ以外の年齢層になると、まだまだ少ないように思います。
兵庫県警によると、令和4年中に兵庫県内において、自転車乗用中に22人の方が交通事故により亡くなっており、そのうちの21人の方がヘルメットをかぶっておられなかったそうです。また、約6割の方は頭部に致命傷を負っているとのことなので、ヘルメット着用の重要性がよくわかります。
ただ、自転車用のヘルメットには、スポーツタイプのほかにも、ファッション性の高いデザインのものなど、さまざまなので、着用する際はSG(一般財団法人製品安全協会)マークやJIS(日本工業規格)マーなどの付いた衝撃吸収性能などの安全基準を満たした製品かどうかもポイントになりそうです。
当事務所でも交通事故の事案を取り扱う機会が多く、様々な事故の様子を目にしてきました。事故の当事者になる可能性を少しでも低くするために、私自身もより一層安全運転を心掛けたいと思います。
なお、当事務所では所員は交代して夏季休暇をとっておりますが、お盆期間中も含め、平日は通常通り執務しております。お困りごと、ご相談の際はご連絡ください。
兵庫県警察-自転車ヘルメット着用の努力義務化(hyogo.lg.jp)
(事務スタッフ 髙木)