令和7年度の神戸市の包括外部監査の実施が完了し、先日、神戸市から公表されました。
今年度は「地域包括ケアシステムの構築、深化・推進」をテーマに監査をさせていただきました。
地域包括ケアシステム自体、抽象的で広い概念であり、監査対象となる範囲が広く、福祉局を中心としつつも複数局にもまたがるテーマであったため、昨年同様に大変な面はありましたが、今回の報告書が市の福祉行政のより良い改善に結びつけば幸甚です。
報告書は神戸市のホームページから見ることができるようになっていますので、興味のある方はぜひご覧下さい。
また、包括外部監査契約は、単年度契約であるところ、連続して4回、同じ者と契約を締結してはならないことが地方自治法252条の36第4項で定められており、今回の監査契約で3回目(3年)となるため、私が神戸市の包括外部監査を担当するのはこれが最終年度となります。私自身、色々と考えさせられるとともに、学ばせていただくことも多い3年間でした。
神戸市の包括外部監査については、はじめての弁護士による監査人を務めさせていただき、公認会計士とは異なる視点、切り口での監査のメリットを示せたところもあるのではないかと思います。今後、弁護士のフィールドとして、神戸市を含め、より多くの監査を弁護士が担当する契機の一つにもなれば嬉しい限りです。
弁護士 松谷卓也