2025-01-15 | 事務対応について >
新しい一年が始まりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、いまや多くの人が毎日当たり前のように利用しているSNSですが、最初は警戒していても、慣れから思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。
この10数年の間に、インスタグラムやX(旧 Twitter)、YouTube等、気軽に発信できるツールが増えたことで、同じ趣味を持つ他者と交流ができるようになったりとメリットはあるものの、自身のSNSでの投稿だけでなく、他者のSNSや動画配信への書き込み等、安易な気持ちで投稿した内容が、名誉棄損等トラブルに繋るニュースも珍しくありません。
今は小学生でもスマホを所持していることは珍しくもなく、保護者の知らないところで見ず知らずの他人とやりとりをしていることもあるようです。
また、オンラインゲーム内での通話、チャット等で、相手の性別、年齢、職業等も分からないまま交流し、写真や個人情報を漏らしてしまったことでトラブルに発展することもあります。
当事務所の周辺でも、Ticktok等SNSの撮影をしている10代~20代を見かけることがよくあり、顔出しに抵抗がない様子が見受けられます。
自分自身はもちろん、映り込んでしまう場合も含め、他人の画像等の情報についてはさらに慎重であるべきで、一度ネットに上がって拡散した投稿は、デジタルタトゥーと言われるほど、完全に消すことは不可能とされており、将来的に影響を及ぼす可能性もあります。
自分の投稿が自分自身の個人情報を脅かしていないか、他者を不用意に傷つけ、名誉を棄損するものではないか、改めて慎重になる必要があるように思います。
当事務所でも、インターネット等で調べた内容を参照し、利用することもありますが、ソースが確かで信頼できる情報かどうかを見極め、正しく取捨選択するようこれからも注意して取り組んでいきたいと思います。
(事務スタッフ 平尾)