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改正道路交通法

2024-07-25 | お知らせ >判例・法令等 >

改正道路交通法

自転車の交通違反に反則金を納付させる、「青切符」による取り締まりの導入を盛り込んだ改正道路交通法が今年5月17日に可決されました。
自転車の交通違反に対して反則金の納付を定め、事故や悪質な運転を防止する等の目的があるようです。

青切符での取り締まりの対象となるのは、原動機付き自転車の免許が取得できる年齢であり、最低限の交通ルールを知っていると考えられる16歳以上の自転車利用者です。

取り締まりの対象となる違反行為は、
・例外的に歩道を通行できる場合の徐行をしない運転
・一時不停止
・携帯電話を使用しながらの運転
・右側通行などの通行区分違反
・自転車の通行が禁止されている場所の通行
・傘さし運転や、イヤホン着用での運転
等、100以上もの項目があります。

ヘルメット着用の自転車利用者を見かける機会も増えましたが、イヤホン着用でスマホを触り、無灯火の上、停止線で減速すらせず一時不停止で通過するというとんでもない違反者もいて、目を疑うこともしばしばあります。

今回の改正について、取り締まり対象になる違反行為の数を見て驚きました。
施行は公布から2年以内のようですが、改めて交通ルールを確認し、自転車を利用する人が身近にいる場合は、家族間で確認して共有する等して、事故につながる違反行為について確認しておいた方が良いかもしれません。

なお、当事務所では交代して夏季休暇をとっておりますが、お盆期間中も含め、平日は通常通り執務しておりますので、ご相談の際はご連絡いただければ幸いです。

(事務スタッフ 平尾)

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