2025-01-31 | 季節のおたより >
2025年も早いものでもう1ヶ月近く経ちました。
2月は節分ですね。
もともと節分とは、年に4回訪れる立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉だそうです。しかしいつしか、一年の始まりであり、大切にされていた「立春」の前日のみを「節分」と呼ぶようになりました。悪いものを追い出し、縁起のよいものを食べて、新しい季節を迎えるための行事です。邪気を払い、1年の無病息災を願う行事として豆まきを行ったり、恵方巻やイワシを食べる風習が今も残っているのです。
その年の恵方を向いて、しゃべらずに黙々と食べると願いが叶うといわれています。もともとは関西だけの風習だったようですが、コンビニ各社が恵方巻を販売するようになり全国的になってきたようです。地域によってはいわしを飾ったり、食べたりすることもあります。
また、節分は「年取りの日」とされており、節分にひとつ年を取ると考えられていました。そのため、「節分に年の数だけ豆を食べる」という風習が残っているとされています。自分の年齢の数だけ豆を食べると、体が丈夫になって病気になりにくくなるといういわれがあります。年齢が上がるにつれ、年齢の数だけ豆を食べるのも大変です。
今年の節分は2月2日(日)、恵方は西南西です。ご家族そろって西南西を向いて恵方巻を食べ、1年の無病息災を願いましょう。
(事務スタッフ 山村)