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労働問題

ハラスメント

ハラスメントの種類としては、セクシュアル・ハラスメント(セクハラ)、パワー・ハラスメント(パワハラ)、アカデミック・ハラスメント(アカハラ)、アルコール・ハラスメント(アルハラ)、マタニティ・ハラスメント(マタハラ)等があります。

セクハラは、一般的には相手方の望まない性的な言動を言い、「職場において、労働者の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否するなどの対応により解雇、降格、減給などの不利益を受けること、又は性的な言動が行われることで職場の環境が不快なものとなったため、労働者の能力の発揮に悪影響が生じること、等と定義されています。

パワハラは、「同じ職場で働く者に対して、職場上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・肉体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」等と定義され、上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して様々な優位性を背景に行われるものを含むとされています。

アルハラは、飲酒の強要、一気飲ませ、意図的な酔い潰し、飲めない人への配慮を欠くこと(本人の体質や意向を無視して飲酒をすすめる、宴会に酒類以外の飲み物を用意しない、飲めないことをからかったり侮辱する等)、酔った上での迷惑行為等の類型があると言われています。

マタハラは、妊娠・出産と関連して行われる様々な態様のハラスメント(嫌がらせ)のことを言い、家庭を優先すべきという昭和の価値観押し付け型、当事者を攻撃するいじめ型、組織として長時間労働を強いるパワハラ型、組織として当事者を排除する追い出し型の4分類があると言われています。

これらのハラスメントは、事業者の職場環境配慮義務に違反するものとして、債務不履行責任、不法行為責任、使用者責任を問い得るものと考えられますので、具体的な対応策を含め、まずはご相談下さい。

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